エンジョイ勢でも勝ちたい!

馬券エンジョイ勢でもプラス収支達成できると証明したい

期待値について

 昨日のスロット稼働はおかげさまで9万勝てた。

 

 

 それはそうと、電車の中、色々な競馬ブログを読んだ話を前回したが「競馬 勝ち方」などで検索すると、期待値の話がよく出てくる。

 期待値を考えることはあらゆるギャンブルで重要であると私も思っている。というか、ギャンブル参加者の収支は、長くやればやるほど期待値通りに収束していくはずなので、期待値プラスをとっていかなければ、最終的には必ず負ける。

 まあその理屈はだいたいの人がわかっているだろう。なのに、たいがいの競馬ブログは、期待値1以上を買い続ければ勝てます! などと書いているだけだ。それはわかってるがどうすれば期待値1以上がわかるんだ? という話なのだが、そこを具体的に書いているブログはない。

 ちなみに当然だが私も書けない。馬券の期待値は、出走各馬の個々の勝率を正確に算出できないから、期待値だって正確に割り出せないからだ。

 だから馬券で勝とうとする行為は、正確にわからない期待値を、いかにより高い精度で、1以上あると予想をできるかという行為だと言える。

 ただ、こういった書き方をすると難しそうだが、要は、

「強いのに人気がない」

 と思える馬を買えばいいので、そうなると問題は、どうやって実力があるのに人気がない馬を探し出せるかということだけで、そこからは個人の技量、すなわち予想力の問題だろう。

 

 

 ところで、色々な競馬ブログを見ていて、ひとつだけだが、珍しく馬券における期待値を否定しているブログがあった。面白そうだと思って読んでみたが、あまりに頓珍漢なことを書いていて、ある意味期待通り面白くはあったが、批判しておこうと思う。

 期待値なんて馬券予想のなんの役にも立たない! と主張しているわけだが、その根拠が以下の文章だ。

 

単勝3倍の1番人気の期待値は、1番人気の単勝確率約30%×オッズ3倍=0.9となります。1を超えていないのでこの時点でマイナスになるはずですが、この時点で既に意味内容不明な答えになっています。なぜなら、単勝3倍の1番人気100円買って当たったのなら200円のプラスだからです。1を超えないとプラスにならないっていう理論自体がもうガタガタですよね? 公式がいきなりから全く通用しないのです」

 

 これをマジで言っているなら、余程の知識不足か、知っていてわざと言っているかだろう。

 1番人気の単勝確率約30%は、JRAにおける1番人気の勝率が統計上ほぼ30%くらいになるから、それを使っているのだろう。それはいいとして、自分でそれを前提にもってきながら、当たったら200円プラスだから理論がおかしいと主張する矛盾。1回の試行で、たまたま30%を引けば確かにそうなるが、なぜ70%で負けるという(自ら用意した)前提を無視するのだろう。

 同じ確率とオッズで、すなわち期待値0.9で何度も試行を繰り返すと、短期では運次第で勝つことはあっても、長期ではかならず0.9に収束していくということは、ギャンブルに勝つにはどうするかというようなことを考えたことがある人なら、誰でもわかっていることで、件のブログ主のように、当たりゃプラスじゃんみたいな話が通用しないということもわかっているだろう。

 上記鍵かっこ内の文章の後に続く、確率なんて単純に算出できなくね? というような文章だけはその通りだと思うが、それ以外の主張は的外れもいいところだ。あろうことか、期待値論者をペテンとまで言い放っているが、自分こそがペテン(無知なだけで純粋なのかもしれないが)だと気付いていないのだろうか。

 期待値なんかに気を取られてる暇があったら他の勉強するんやで~と自分が書いた記事のリンクを色々張っているが、的中の感覚を研ぎ澄ますとか書いているそれは、オカルト以外の何物でもない。某ダニ村の、出る台は感触が違うとか言っているのと全く同レベルだ。

 

 馬券を始めたての人がどうすれば勝てるようになるのかと悩んでいるときに、このブログが目に留まって騙されやしないかと心配になるレベルのブログだった。

 お前が人のこと言えるのかと言われると反論し辛いが、そのブログ主よりはマシかなと思えるので、自分を棚にあげてここに批判した。

 ただひとつ好感が持てるのは、2017年の実績報告として、きちんと回収率は80%だったと、予想買目全て公開した上で述べている点だ。回収率80%ってだいたい控除率通りで、理論値通りに負けてますやんという話なのだが、それを隠さないのは偉いと思う。しかし、自分は負けてます! でも自分の言うことをきいて収支改善目指しましょう! と言える面の皮の厚さには呆れる。

 

 最後に、そのブログ主は現役プロ競馬ライター(笑)を自称しているが、多分ただの一般人だ。実際の競馬雑誌記者などが素性を隠して個人ブログをやっているのかもしれないが、多分ただの競馬好きの、そこらへんの人だと思う。